2022年9月7日放送

9月遠野市議会定例会一般質問 3日目

9月遠野市議会定例会はきょう(7日・火曜日)も一般質問が行われ、2人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、瀧本孝一議員多田勉議員の2人が登壇し、市長のこれまでの市政運営の評価と課題、今後の展望についてや、宮守町の振興対策などについて市の考えを正しました。このうち、これまでの市政運営の評価と課題について多田市長は、「この10カ月の間、市政課題の解決に向けて妊産婦安心サポート事業や子ども医療費給付事業などの新たな取り組みをスタートさせたほか、これまでの取り組みを見直し、事業の効率を上げられるようにしてきた」と答弁しました。また、今後の展望について多田市長は、「遠野東工業団地のサプライヤーパーク構想の実現に向け、雇用対策を進め、外国人材の活用も見据えた取り組みを行うことや、第1次産業の活性化を図り農業の魅力を発信することで新規定住者の確保につなげられるよう農業起業塾を充実させることなど、できるだけスピード感を持って一生懸命やっていきたい」と答えていました。また、宮守町については、市村合併時からの人口推移をみると、令和4年7月末時点の宮守町の人口は3,791人で、合併時の平成17年10月と比べおよそ1,500人減少しています。そうしたことから、宮守町の振興対策について問われた多田市長は、「人口減少の理由の1つに暮らしにくさを感じている人がいるはずなので、出産や子育てなど暮らしにつながる施策にいち早く取り組むことや宮守町全体の将来ビジョンについても町民と話し合いながらやれることを見つけてどんどんチャレンジしてアクションを起こしていきたい」と考えを示していました。なお、9月遠野市議会定例会は、きょう午後から決算特別委員会、来週13日からは予算等審査特別委員会、そして、最終日の15日に本会議が開かれ、議案の採決が行われます。

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