2022年9月2日放送

兵庫県福崎町小学生訪問団 遠野で交流

遠野市と友好都市である兵庫県福崎町の小学生訪問団が今週日曜日から2泊3日の日程で遠野市を訪れ市内の児童たちと交流を深めました。今から8年前の平成26年に遠野市と友好都市共同宣言をした兵庫県福崎町は、日本民俗学の父で遠野物語の著者である柳田國男が生まれた町です。今回の児童交流は遠野物語の舞台である遠野の文化や暮らしに触れながら、児童交流を通じて友情を深めてもらおうと令和元年度以来3年ぶりに実施されました。児童交流では福崎町内4つの小学校から選ばれた6年生の児童15人が参加し、2泊3日の日程で土淵小学校やカッパ淵、遠野物語の話者である「佐々木喜善」の生家などを巡ります。そうした中、今週月曜日に市役所本庁舎で行われた歓迎式では多田市長が「遠野は季節によって景色が違うので、今回だけではなく冬も来てください」と児童たちを歓迎したあと、カッパ捕獲許可証を一人一人にプレゼントしました。このあと訪問団は土淵小学校に移動して児童たちと交流を深めました。交流会では福崎町の児童たちが自分たちが住む町を紹介したあと、土淵小学校6年生で子ども語り部の相田夢空さんが昔話を披露しました。昔話を聞いた福崎町の児童たちは、5年生の児童たちから話し方を教えてもらいながら語り部体験に挑戦しました。慣れない言葉遣いに悪戦苦闘した様子の児童たちでしたが和気あいあいと練習を重ねたあとその成果を発表しました。なお、土淵小学校で交流を深めた福崎町小学生訪問団は、滞在中、遠野の文化や歴史も学び今週火曜日に遠野をあとにしたということです。

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