2022年9月1日放送

市内水稲登熟調査

ことしの水稲の実の入り具合を調べる登熟調査がきのう(8月31日・金曜日)市内全域の圃場で実施されました。この登熟調査は、今後の水稲の刈り取り時期を判断するため、県や市、JAなどで組織する遠野地方病害虫防除推進協議会が毎年、この時期に実施しています。調査は、「いわてっこ」、「あきたこまち」、「ひとめぼれ」、「銀河のしずく」を対象に市内10カ所の圃場で行われました。この内、上郷町のほ場では、協議会のメンバー2人が単位面積あたりの稲穂の数を数えた後、サンプルとなる稲穂を採取しました。現地での調査を終えた後、メンバーたちは、NOSAI岩手東南部地域センターに集まり、採取してきた稲穂の籾の数を確認し、水に入れて籾の実り具合の割合を調査することで、登熟の状況を判定しました。調査の結果、登熟具合は、「いわてっこ」が94.6パーセント。「あきたこまち」が92.6パーセント。「ひとめぼれ」が88.0パーセント。「銀河のしずく」が92.7パーセントと概ね順調となりました。なお、遠野地方病害虫防除推進協議会によりますと、今回の調査の結果から刈り取りに適した時期は、例年より少し早い今月17日頃からの見込みということです。

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