2022年8月29日放送

青山学院大学陸上競技部 部長中学生を激励

駅伝の強豪校として知られていて、ことしの正月に開催された第98回箱根駅伝で総合優勝を果たした青山学院大学陸上競技部の部長がきょう(29日・月曜日)遠野中学校を訪れ中学生を激励しました。遠野中学校を訪れたのは、青山学院大学国際政治経済学部教授で、陸上競技部の部長を務める内山義英さんです。内山さんは、以前から遠野物語や宮沢賢治に興味を持っていたことや、多田市長が青山学院大学の卒業生という縁から、今回、初めて遠野市を訪問しました。きょうは、遠野中学校の全校生徒を対象に内山さんによるミニ講演会が開かれました。講演の中で内山さんは、長年遠ざかっていた箱根駅伝出場に向けて当時、中国電力で課長職にあった原晋さんを監督に迎えたことや、その時の1期生部員がチームの礎を築き強豪校へと成長していったエピソードを紹介。その裏には、選手に選ばれなかった部員一人一人の役割と覚悟が見えないところで支えとなったことから強いチームが作られたと伝えていました。また、終わりに内山さんは、「この先、トラブルに巻き込まれた場合、目の前のことにとらわれすぎず、視点を変えてみることで違った答えが見えてきます。そのことを忘れないでください」とエールを送っていました。なお、市では、内山さんの訪問を機に今後、青山学院大学陸上競技部との交流がより深まっていくことに期待を寄せていました。

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