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2022年8月24日放送

市長記者懇談会

８月の市長記者懇談会がきのう（２３日・火曜日）とぴあ庁舎で開かれました。発表されたのは、新型コロナウイルス感染症対策に係る取組等の状況や今年度・令和４年度の遠野市一般会計補正予算（第４号）案の概要など４つの項目です。このうち、新型コロナウイルス感染症について市内では、今週日曜日（２１日）１日あたりの市内新規感染者数が８０人と過去最多を更新し、感染が拡大している状況です。市では、５日（金曜日）に開かれた対策本部会議で警戒レベルを４に引き上げ、遠野テレビや市公式ホームページなどで市民周知・啓発を図るとともに、イベントの開催や公共施設の利用を制限するなどの対応をとっています。対策事業については、今年度の第３弾として、感染予防の新たな事業に医療提供施設感染症対策支援事業費補助金やテレワーク用物品購入など３つを加えています。また、経済対策には、新たに社会福祉事業者燃料費高騰対策支援事業費補助金と学校給食物価高騰対策の２つが追加されています。多田市長は、今年度事業の着実な実施と原油価格・物価高騰などの影響を注視しながら、感染防止と社会経済活動との両立がより一層図られるよう国の地方創生臨時交付金等を活用した事業について、第４弾も随時検討していくとしています。この他、お盆期間の入り込み状況については、感染拡大前の令和元年度と比較して、観光施設が２１．４％減、宿泊施設が２７．３％減になったということです。続いて、令和４年度遠野市一般会計補正予算（第４号）案について、歳入歳出にそれぞれ１２億４０７９万５千円を追加し、予算総額を１９３億５５５８万７千円とすることが発表されました。補正される主要事業については、小さな拠点による地域づくり推進事業や地域福祉連携推進事業、すこやか子育て保健事業などとなっています。続いて、第２次遠野市総合計画後期基本計画まちづくり指標と第２期遠野スタイル創造・発展総合戦略の重要業績評価指標（ＫＰＩ）の達成状況が公表されました。内容については、９月中に市の公式ホームページで掲載する他、公共施設での閲覧公開、広報遠野１０月号にも掲載されることになっています。一旦スタジオへまた、友好都市との児童交流事業の発表では、愛知県大府市と兵庫県福崎町の児童交流団が３年ぶりに派遣されてくるということです。遠野市の友好都市である愛知県大府市はきのう（火曜日）から３泊４日で、兵庫県福崎町は来週日曜日（２８日）から２泊３日で遠野を訪れ、児童との交流や市内施設見学などが行われるということです。この他にも、マイナンバーカード出張申請サポートや３年ぶりに開催となる遠野まつりなど、今後の主要行事などのお知らせがありました。このうち、来月４日に予定されている遠野市防災訓練について、訓練参加機関などは遠野市と遠野市消防団、遠野市自主防災組織となっています。

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