2022年8月18日放送

遠野市戦没者追悼・平和祈念式

遠野市戦没者追悼・平和祈念式がきのう(17日・水曜日)あえりあ遠野で行われました。この式典は、第二次世界大戦などで犠牲となった戦没者の冥福を祈り恒久平和を誓うため、毎年、この時期に遠野市が実施しています。ことしも去年に続いて新型コロナウイルス感染症予防対策として規模を縮小しての開催となりました。式典では戦没者の遺族など、およそ75人が参列する中、初めに黙とうがささげられました。この後、多田市長が戦争の悲惨さと平和の尊さを改めて心に刻み、恒久平和を願い求めるとともに、永遠の日本のふるさと遠野の更なる実現を目指し、市民の皆さまと力を合わせて歩んでいくことを誓いますと式辞を述べました。続いて、遠野市遺族連合会の菊池源悦会長が追悼のことばを述べました。この後献花が行われ、参列者たちは静かに手を合わせ、先の大戦で犠牲となった戦没者の冥福を祈っていました。また、式典では、平成5年に発行された「宮守村戦没者追悼誌」に綴られている遺族の想いの朗読と、岩手県原爆被害者団体協議会顧問の伊藤宣夫さんによる、「非核平和都市宣言」の読み上げも行われ、参列者たちは、核兵器の廃絶と平和を誓っていました。

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