2022年8月17日放送

ホップ収穫始まる

遠野産ホップの収穫が始まり、上郷町にあるホップ加工処理センターできょう(17日・水曜日)安全祈願が行われました。この安全祈願は、遠野市の基幹産業であるホップの収穫作業が、事故もなく無事に終わるようにと、遠野ホップ農業協同組合が実施しました。きょうは、上郷町にあるホップ加工処理センターで多田市長や作業員などおよそ30人が出席し、安全祈願が行われました。はじめに、遠野ホップ農業協同組合の菊池一勇代表理事組合長が、「最後まで安全に作業が終えることができるようよろしくお願いします」とあいさつしました。続いて、多田市長が、「遠野がもう一度、ホップ日本一を取り戻すために皆さんの協力が必要です」とあいさつしました。最後に神事を行い、出席者全員で拝礼をし、今年度の遠野産ホップの収穫と出荷作業の無事を祈願しました。このあと、センターには、さっそく、収穫されたばかりのホップが搬入され、ホップの花を摘む「摘花」と「選別」、そして乾燥作業が行われていました。遠野ホップ農業協同組合によりますと、ことしのホップは、日照時間が短かったものの、品質的には問題のない良質なホップになったということです。また、今年度の収穫作業は、来月5日頃まで続き、収穫量は、およそ35トンを見込んでいるということです。なお、遠野から出荷されるホップは、キリンビールから全国発売される「一番絞りとれたてホップ生ビール」などの原料として使われるということです。

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