2022年7月26日放送

日本伝統の住宅づくりなど学ぶ住育学校

日本伝統の住宅づくりなどを学ぶ住育学校が先週土曜日(23日)から2日間、遠野ふるさと村で開かれました。この住育学校は、日本伝統の住宅づくりや近年増え続ける空き家問題などを学んでほしいと全国古民家再生協会岩手第一支部がはじめて開きました。2日間の日程で行われた住育学校には遠野市をはじめ北上市や盛岡市などの小学生8人が参加しました。初日となったこの日は、曲がり屋の写生会や持続可能な家づくりを学ぶ住育プログラムなどが実施されました。このうち、写生会では、子どもたちが絵画グループトオヌップの会員に教えてもらいながら、真っ白な画用紙に日本の伝統的な家屋である曲がり屋を描きました。およそ100年前に建てられた曲がり屋をじっくり眺めながらおよそ2時間半をかけて子どもたちは特徴を見事にとらえた素晴らしい作品を完成させていました。また続く住育プログラムでは、日本の住まいの歴史や空き家問題、持続可能な家づくりについて学んだほか、伝統技術であるかんな掛けなども体験しました。なお、子どもたちはこのあと、遠野名物ジンギスカンでお腹を満たし、曲がり屋に宿泊したほか翌日には魚のつかみ取りなどを体験したということです。

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