2022年7月14日放送

スマホ・ケータイ安全人権教室

スマートフォンや携帯電話の安全な使い方と人権について学ぶ教室が、今週火曜日(12日)遠野小学校で開かれました。この教室は、遠野市わらすっこ条例にある子どもの人権について知ってもらうとともに、相手の気持ちを考え思いやりの心について理解を深めてもらおうと、花巻人権擁護委員協議会遠野連絡会などが毎年開いています。この日は、遠野小学校の5・6年生が、NTTドコモが実施しているスマートフォンや携帯電話の利用に関連した危険やトラブルを未然に防ぐためのスマホ・ケータイ安全教室を受講しました。オンラインで行われた授業では、直接会わないときのコミュニケーションや個人情報などについて、インストラクターがスライドや動画を交えながら分かりやすく説明していました。このうち、直接会わないときのコミュニケーションでは、顔が見えないからこそ分かりやすく優しい言葉を使うこと、うまく伝わっていないと思ったら直接話すことが大切ということです。SNSの投稿については、自分にとって何気ない情報でも写真などから生活パターンや住所などを知られてしまうこともあるため、個人情報を載せないことはもちろん、投稿する前に映り込んでいないかよく確認すること、そして、自分だけではなく友達の情報にも気をつけることが大切と話していました。この他、ネット上で知り合い実際に会ってみると思っていた人物と全く異なり怖い目にあったというトラブルがドラマ仕立ての動画で紹介されました。使えば便利で楽しいインターネットですが、使い方を間違えると大きなトラブルになりかねません。ネット上のトラブルは、思っている以上に速いスピードでより複雑になってしまうため、そうなる前に、家の人や先生など周りの大人に相談することが大切で、そのことを、児童たちは、真剣に学んでいる様子でした。

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