2022年7月7日放送

健幸アンバサダー養成講座

健幸アンバサダーの養成講座がきょう(7日・水曜日)あえりあ遠野で開かれました。健幸アンバサダーは、健康に関する正しい知識と運動の方法を身近な人に伝える「健康伝道師」です。生活の中で、家族や近所の人、職場の人などに健康情報を「心に届く情報として」伝え健康づくりの輪を広げる役割を担っています。遠野市とスマートウエルネスコミュニティ協議会では、平成30年度から養成を開始して、現在市内には、およそ280人の健幸アンバサダーがいます。きょうは、およそ120人が受講し、2人の講師による講義や筋力トレーニングの実技が行われました。はじめに、筑波大学大学院人間総合科学学術院の久野譜也教授が健幸アンバサダーの使命と役割として3つのポイントを説明しました。また、SWC協議会健幸アンバサダープロジェクト事務局長の塚尾晶子保健師が、1年間で日本人の60%が生活習慣病で亡くなっており、食事や運動などについて日頃の生活習慣を見直し、定期的な検診受診などが大切であると説明していました。このあと、筋肉が減少するという意味のサルコペニアを予防する筋力トレーニングが行われました。最後に、参加者全員に健幸アンバサダー認定証が交付され、参加者を代表して3人が多田市長から認定証を受け取りました。今後、受講者は健幸アンバサダーとして周囲や職場で健康に関する知識などを広めていくということです。

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