2022年7月5日放送

あすチャレ!スクール

市内の中学校で先週木曜日(6月30日)「あすチャレ!スクール」が開かれ、生徒たちがパラスポーツを体験しました。「あすチャレ!スクール」はパラアスリートを中心とした障がい当事者講師から共生社会を学ぶパラスポーツ体験型出前授業で日本財団パラスポーツサポートセンターが全国の小・中学校・高校・特別支援学校で開催しています。この日は、遠野西中学校の全校生徒を対象に開かれ、パラリンピックに4大会出場の男子車いすバスケットボール元日本代表の神保康広さんを講師に迎え、車いすバスケットボール体験や共生社会について学びました。デモンストレーションでは、競技用の車いすは、バンパーがついているので、ぶつかっても体が守られることや手を使わなくても上半身の動きだけでスピードが出せるなどの説明をしたあと、実際に3ポイントシュートを披露しました。車いすを自由自在に操る神保さんを見て生徒たちは驚きの表情で見入っていました。続いて、生徒たちが実際に競技用の車いすに乗って車いすバスケットボールを体験しました。生徒たちは、車いすの操作に苦戦しながらもシュートが決まると応援している生徒も一緒になって喜んでいました。また、先生同士の対戦では新井野校長がシュートを決めると会場は一番の盛り上がりを見せました。そして、最後に、神保さんの講話が行われ、神保さんがバイク事故で障がいを負った話やまずは行動することが大事だと生徒に伝えていました。また、先週の6月29日(水)と1日(金)は、宮守小学校と遠野小学校でも「あすチャレ!スクール」が開かれ、児童たちは、パラスポーツ体験と講話を通して、障がいや共生生活などについて理解を深めていたということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.