2022年7月5日放送

遠野地域福祉事業所わの里 開所

遠野地域福祉事業所「わの里」の開所式が先週土曜日(2日)に行われました。遠野地域福祉事業所「わの里」は障がいを持つ人の自立(生活)訓練や就労継続支援B型事業などを行う多機能型の事業所としてNPO法人ワーカーズコープが宮守町上宮守に開所しました。このうち就労継続支援B型事業では、農作業をはじめ、弁当・パンなどの製造・販売、わの里カフェでの接客などに取り組んでいくほか、生活能力の向上をサポートする自立(生活)訓練については来年からのスタートを予定しているということです。そうしたなか先週土曜日には開所式が行われ、市内福祉団体の関係者や地域住民、わの里の職員などおよそ50人が出席しました。式では、ワーカーズコープの田嶋羊子代表理事が「ここまでくるにあたり地域の方をはじめ沢山の方たちのご尽力いただき、この場を借りて心から感謝申し上げます」とあいさつしました。開所式の後には、上宮守の小高い農村地帯に整備された「わの里」に移動し、宮守町の和太鼓「和」による息の合った太鼓が開所に花を添えたあと、テープカットが行われました。「わの里」の事業所は立ち上げスタッフの1人である佐藤美保さんの実家をリノベーションしたもので築50年の納屋を活用した事務所兼作業場は地域の若者がボランティアで塗装などを手伝いました。また母屋はわの里カフェとして活用する予定で、今月からリノベーションに着手する予定だということです。なお、「わの里」利用者の定員は就労継続支援B型事業が14人、自立(生活)訓練は6人となっていて利用時間は祝日を除く火曜日から土曜日の午前9時30分から午後3時30分までとなっています。また現在「わの里」では、利用者を募集しています。詳しくは「わの里」に直接訪問していただくか、健康福祉の里福祉課までお願いします。

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