2022年6月28日放送

あすチャレ!ジュニアアカデミー

パラアスリート講師から共生社会の基本的な考え方を学ぶあすチャレ!ジュニアアカデミーが、今月16日(木曜日)宮守小学校で開かれました。その様子が届きましたのでお伝えします。あすチャレ!ジュニアアカデミーは、障がいのある人もない人も、思いやり、支え合い、違いを受け入れて、より良い社会を作るための第一歩を踏み出す授業として日本財団パラリンピックサポートセンターが全国各地で実施しています。この日は、宮守小学校で実施され、3・4年生の児童たちが参加する中、ボートとクロスカントリースキー競技の現役選手でパラアスリートの有安諒平さんが講師を務めました。有安さんは、15歳で黄斑ジストロフィーと診断され、中心の視野が欠ける視覚障害があります。現在は、現役のパラアスリートとして活動する傍ら、理学療法士や医学部大学院生を務めながら障がい理解や多様性社会の実現に向けて仕事、研究に励んでいます。子どもたちは、有安さんから実体験やパラスポーツの知識について真剣に話しを聞き、クイズでは活発に自分の意見を出していた他、目隠しじゃんけんや耳を塞いでの伝言ジェスチャーではどうやったら相手に伝わるか工夫しながら一生懸命に伝えていたということです。この授業を通して子どもたちは、障がいのある人とどう工夫すればコミュニケーションがとれるかを学び、障がいについての理解を深めている様子だったということです。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.