2022年6月24日放送

農地パトロール出発式

今年度の農地パトロールが始まるのを前に、きょう(24日・金曜日)、関係者が集まって出発式が行われました。遠野市農業委員会では、市内農地の耕作放棄や無断転用の発生を防ぐことを目的に、岩手県農業会議が7月15日に定めた農地の日にあわせて、毎年、農地パトロールを実施しています。出発式には、パトロールに参加する農業委員や農地利用最適化推進委員などが出席し、初めに、多田市長が激励の言葉を送りました。多田市長は、「自給率を高めることや飼料を生産することなどさまざまな体制を整える必要がある」と考えを述べた上で、「暑い日が続くため、まずは健康に留意しながら活動をお願いします」と激励していました。このあと、遠野市農業委員会の千葉勝義会長によるパトロール宣言が行われました。遊休農地は、病害虫の発生や近隣の営農の支障となり地域に悪影響を与えてしまいます。農地パトロールでは、農地利用の確認や遊休農地の実態把握、違反転用発生防止と早期発見を重点に、来月・7月1日から8日間の日程で、述べ66人が参加し市内全11地区で実施することにしています。また、調査後については、優良農地の確保と有効利用の促進を図るため、市と協力しながら遊休農地の再生を進める他、遊休農地にさせないよう、農地の所有者などに対して周知や指導を行うことにしています。

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