2022年6月20日放送

遠野市DX推進ワーキンググループ設置

遠野市デジタル・トランスフォーメーション推進ワーキングループが今月1日(水曜日)に設置され、アクションプランの策定に向けて動きはじめました。このワーキンググループは、「市民サービスの利便性向上および行政事務の効率化・技術の高度化」達成を目的とした遠野市デジタル・トランスフォーメーション(DX)推進基本計画に掲げる個別施策について調査し、アクションプランの原案を作成するため設置されました。先週金曜日(17日)に開かれた一回目の検討会では、ワーキンググループを構成する個別施策に関連する業務を所管する課などの職員26人が集まり、遠野市のデジタル化に関するこれまでの取り組みや今後のスケジュールなどについて確認しました。ワーキンググループでは、区分を2つに分けて5つの部会がそれぞれ検討を進めていきます。1つ目の区分、アクションワーキングでは、国から具体的な取り組み内容が示されている個別施策の進め方を主に検討するため、2つの部会が設置されました。検討項目には、国が示した対象手続きのオンライン化やマイナンバーカードを活用した各種証明書類のコンビニ交付または電子申請導入などがあげられています。もう1つの区分、イノベーションワーキングでは、他の自治体や民間企業などの先進事例と活用可能な財源などを調査分析し遠野市独自の実現性の高い施策内容を検討するため、3つの部会が設置されました。検討項目には、AIなどの業務効率化システム導入や農業・産業分野における先進技術の活用、電子決済の拡充などがあげられ、それぞれの部会で検討されることになっています。なお、2回目のワーキンググループ全体での検討会は8月24日(水曜日)に予定されていて、その他、岩手県ICTアドバイザーを招いての研修会や総務省の地域情報化アドバイザー制度を活用した研修会なども予定されています。

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