2022年6月15日放送

遠野市議会定例会一般質問 〜3日目〜

6月の遠野市議会定例会は、きょう(16日・木曜日)一般質問3日目を迎え、1人の議員が質問に立ちました。きょうは新田勝美議員が登壇し、遠野のまちづくりについてと、医師の確保について市の考えを正しました。このうち、検診や申告が市街地で実施されることなど、交通弱者に対しての取り組みついての質問に多田市長は、地域によって条件が違ってくるが、重要な課題となってくる。地域の特性をどのように活かしながら進めていくのかをまとめるために、一度地域で考えを出してほしい。それを集約して計画を立てて行かなければならないと答弁しました。また、産婦人科・小児科医の招へいについて考えを問われた多田市長は、医師にかかる人件費等が年間2億5千万円かかることを説明した上で、現状遠野が出来る出産以外の産前産後ケアをどう手厚くしていくか、産婦人科を入れるために市の負担軽減策を見越しながら、前向きに取り組んで行くと答弁していました。続いて、遠野市一般会計補正予算第2号の追加補正の議案が提出されました。この追加補正は、子育て世帯臨時特別給付金事業など、新型コロナウイルス感染症対策に関する事業費の追加によるもので、歳入歳出にそれぞれ2億2647万1000円を追加し、予算総額を180億7012万7000円とするものです。この議案は、きょうの午後開会した予算等審査特別委員会に付託されています。なお6月の市議会定例会は、あす(17日・木曜日)予算等審査特別委員会、そして、あさって(18日・金曜日)本会議が開かれ、議案の採決が行われることになります。

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