2022年5月30日放送

春の叙勲伝達

ことしの春の叙勲、瑞宝単光章の伝達がきょう(30日・月曜日)とぴあ庁舎で行われました。長年にわたる消防活動に尽力した功績により、春の叙勲で瑞宝単光章を受章したのは、宮守町上宮守の菊池正司さんと菅原正和さんです。遠野市消防団の松田克之消防団長などが立ち会う中、多田市長から2人に勲記と勲章が伝達されました。菊池さんは、昭和42年4月に宮守村消防団に入団し、40年あまりの永きにわたり分団長などを歴任、平成15年4月からは指導力と統率力から推されて副団長に就任し、消防団運営に努めました。消防活動のほかにも遠野市防犯隊の隊長を務めるなど、地域の先頭に立ち明るく住みよいまちづくりに尽力されました。菅原さんは、昭和45年5月に宮守村消防団に入団し、36年11カ月あまりの永きにわたり分団長などを歴任、消防団員の育成の強化に努めるとともに、市村合併による消防団の統合にも尽力しました。消防団を勇退後も平成22年4月から10年間、機能別消防団員として地域の防災活動に尽力されています。菊池さんと菅原さんは、小学校時代からの幼なじみということで、名誉ある受章に対して互いに喜び合っていました。多田市長は、2人のこれまでの功績を称え長年の努力に感謝を伝えるとともに、今後も若手の育成に協力いただきたい思いを話していました。なお、ことしの春の叙勲、瑞宝単光章には岩手県内から22人の消防関係者が受章したということです。

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