2022年5月30日放送

JAいわて花巻通常総代会

JAいわて花巻の通常総代会が、先週金曜日(27日)花巻市内で開かれました。通常総代会には、総代人数517人のうち本人出席27人書面出席472人の合わせて499人が出席しました。はじめに伊藤清孝代表理事組合長が「激変する環境に順応し、持続可能なJAの経営基盤の確立を目指し、役職一丸となって取り組んでいきます」とあいさつしました。このあと、令和3年度の事業報告や令和4年度の事業計画の設定など7つの議案について審議され、すべて原案どおり承認されました。昨年度の事業報告として、春先の霜や雹によりりんごに大きな被害が出たりんご農家への減収支援などの取り組みが報告されました。また、令和2年度の支店再編対象支店への移動金融店舗車の巡回などを引き続き実施し、組合員や利用者の負担軽減などに取り組んだ結果、経常利益は6億3000万円当期剰余金は4億600万円となりました。さらに、農家組合員の所得向上・農業生産の拡大の取り組みとして、生産者の安定所得確保に向け複数年契約などを実施し、165.8万袋の集荷実績をあげたことも報告されました。この他、今年度の事業計画としては銀河のしずくの作付け拡大、独自支援によるネギや各地域重点品目の振興など、取り扱い高増加と費用削減などに取り組むとしています。

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