2022年5月18日放送

「遠野の景観」保存調査委員会

今年度1回目となる「遠野の景観」保存調査委員会がきのう(17日・火曜日)市立図書館で開かれました。この委員会は、大学の教授や重文景観地区所有者をはじめとする12人の委員で組織され、文化的景観として保存すべき市内の景観の調査などを行います。きのうは初めに辞令交付が行われ、多田市長から委員一人一人に辞令書が手渡されました。続いて多田市長は、「遠野の美しい景観をいかしていくために委員の皆さまの教えをいただきたいと思いますのでよろしくお願いします」とあいさつしました。このあと、昨年度・令和3年度の事業報告や今年度・令和4年度の事業案などが協議されすべて承認されました。この内、昨年度の事業報告では、「遠野土淵山口集落整備活用計画」に基づいてカッパ淵に続く道路の砂利敷きや茅刈り体験などのイベントを開催したということです。また、今年度の事業については、土淵町山口集落の生活文化に触れられる茅刈りや薪割り体験会の開催、インターネットを活用した情報発信などに取り組んでいくとしています。なお、「遠野の景観」保存調査委員会は、年に3回ほど開かれ、文化的景観として保存すべき市内の景観について協議していくということです。

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