2022年5月18日放送

特殊詐欺被害防止に感謝状

特殊詐欺被害を未然に防止した市内のコンビニエンスストアにきょう(18日水曜日)遠野警察署から感謝状が贈られました。感謝状が贈られたのは青笹町にあるセブンイレブン遠野青笹町店です。きょうは橘亜希マネージャーと従業員の阿部佑子さんに足利信弘署長から感謝状が贈られました。この店舗では、先月29日の午前11時30分ごろに来店した80代の男性が「インターネットを閲覧していたらウイルス感染を知らせる警告画面とサポート機関の連絡先が表示された。電話を掛けたら3万円分のギフトカードを購入するよう言われた」などと話したことから、対応した阿部さんが特殊詐欺を疑い、店長と連携して購入をとどまらせ、遠野警察署に通報したということです。足利署長は、「正義感をもって声掛けし、特殊詐欺を未然に防いで頂きありがとうございます。今後もこういった事がありましたら水際で阻止して頂けたらと思います」と感謝していました。岩手県警察によりますと、ことしに入ってから先月末まで、県内では8件の特殊詐欺が発生していて、被害額は前年の同じ時期を大きく上回る5598万円にのぼっているということです。遠野警察署では、「電子ギフト券の番号を送ってくださいなどと言われた場合はほぼ間違いなく詐欺なので、すぐ警察に相談してほしい」と注意を呼び掛けています。

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