2022年5月13日放送

遠野西中学校区学校運営協議会 始まる

遠野市教育委員会では、今年度から「学校運営協議会」いわゆる「コミュニティ・スクール」を3つの中学校区に設置しました。そうした中、おととい(11日・水曜日)、市内で初となる「学校運営協議会」が遠野西中学校で開かれました。学校運営協議会は法律に基づき、教育委員会に任命された委員が学校の運営とそのために必要な支援について協議する合議制の機関です。遠野市では小・中9年間の取り組みを地域で共有しながら遠野の宝である子どもたちの「生きる力」を育もうと市内3つの中学校区に「学校運営協議会」を設置しました。その中、おとといの遠野西中学校区学校運営協議会には、遠野西中、小友小、宮守小、鱒沢小、達曽部小の校長やPTA会長、地域住民など委員15人が出席しました。会議でははじめに役員選出が行われ、会長に鱒沢地区の小友福子さん、副会長に宮守地区の阿部正一さんがそれぞれ選任されました。このあと協議に入り、各校の校長がそれぞれの運営基本方針について説明しました。説明を聞いた委員からはあいさつに関する取り組みやスマートフォン、ゲーム機を始めとした「情報メディア」との上手な付き合い方などについて質問や意見が寄せられていました。そして採決が行われ、各学校から出された学校運営基本方針は全会一致で承認されました。またこの日は学校運営協議会の中に併せて設置されている「学校部会」の実施状況についての報告もあり、地域と連携して取り組みたいことについて情報共有が図られていました。なお学校運営協議会は、遠野中学校区と遠野東中学校区でも今月中にそれぞれ開催される予定となっていて、市教育委員会ではこの学校運営協議会制度を活用し、学校と地域の連携のもとこどもたちの育成や「地域とともにある学校づくり」の推進に努めていくということです。

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