2022年4月18日放送

通いの場で栄養セミナー

住民主体による介護予防事業「遠野市通いの場」がきょう、上郷町で開かれ、大手食品メーカーによる「フレイルセミナー」が開催されました。「遠野市通いの場」では、主に65歳以上の高齢者が身近な地域などに週1回以上集まり、住民が主体的に介護予防活動として体操を行っています。きょうは、体操に先立っていつまでも元気で健康な生活を送るためにと、明治無料栄養セミナー「フレイルセミナー」が開催されました。フレイルは、「虚弱」の意味で、年を取って心と体の働きが弱くなってきた状態を言います。多くの高齢者は「フレイル」を経て要介護状態に進むと言われていますが「フレイル」は「健康」な状態に戻れる可能性のある段階です。講師を務めた明治の栄養士、堰合恵美子さんは、セミナーの中で、フレイル予防・対策に大切な3つの柱を挙げていました。また、栄養を摂るためのポイントとして、「食が進まない」「たくさん食べられない」時は、食事にプラスするだけで、不足しがちな栄養素が補える少量飲み切りタイプの栄養補助食品が便利だと話していました。また、きょうは、最後の締めくくりとして、いきいき百歳体操も行われました。参加者は、改めて健康の大切さを感じている様子でした。

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