2022年4月15日放送

鳥獣被害対策実施隊 辞令交付

遠野市鳥獣被害対策実施隊の辞令交付が今週火曜日(12日)市役所本庁舎で行われました。鳥獣被害対策実施隊は、ニホンジカといった野生動物による農作物被害を減らすため狩猟免許を所持している人達が有害鳥獣の捕獲や駆除、また、捕獲技術の向上、担い手の育成などに取り組みます。この日は、今年度から新たに活動を開始する9人の隊員に市農林課の奥寺孝光課長から辞令書が手渡されました。任期は今月1日から令和6年3月31日までの3年間となります。この後、奥寺課長は「遠野市のニホンジカによる農作物被害はおよそ1億円となっています。これ以上被害が広がらないように皆様のご尽力をお願いします」と協力を呼び掛けていました。遠野市によりますと昨年度、市内では、県内で最も多いニホンジカ2784頭、イノシシ13頭が捕獲されています。過去5年間で見ても年々増加傾向にあるということです。新たに隊員となった9人は、有害鳥獣を捕獲し少しでも農作物被害を減らそうと決意を新たにしている様子でした。なお、今年度遠野市鳥獣被害対策実施隊は、新規隊員9人を含め111人で活動を開始するということです。

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