2022年4月11日放送

鍵かけモデル地区指定書交付

遠野町第10区自治会に、きょう(11日・月曜日)、遠野警察署から鍵かけモデル地区指定書が交付されました。鍵かけモデル地区は、住宅を対象とした侵入窃盗などの被害防止と鍵かけの啓発を図ろうと、毎年、遠野警察署が春の地域安全運動に合わせて指定しています。きょうから来年3月31日までの期間は、遠野町第10区自治会が指定され、遠野警察署の足利信弘署長が松本武則自治会長に指定書を手渡しました。足利署長は、「地域一体となって鍵かけ意識を高め、ともに、住宅侵入等の未然防止を図っていきたい」などとあいさつしました。この後、松本自治会長は、さっそく、鍵かけを呼びかけるステッカーを配布してまわりました。なお、全世帯への配布は、後日、行うことにしています。遠野警察署によりますと、去年、県内で発生した住宅などの侵入窃盗は232件で、このうちの138件、全体の59.5%が無施錠での被害でした。無施錠での被害率を都道府県別でみると、岩手県はワースト10ということです。また、遠野市内では、住宅などの侵入窃盗が12件発生しており、このうち、無施錠は7件で、その他の車上狙いや自転車盗難についても無施錠での被害だったということです。警察では、外出する時だけでなく、家に人がいる時でも鍵をかけることや、換気などを行う際は必要最低限にし、小まめな鍵かけを心掛けてもらうよう呼びかけています。

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