2022年4月8日放送

いわて消防通信指令事務協議会発足

県内10消防本部による消防指令業務の共同運用に向けていわて消防通信指令事務協議会がきのう発足しました。その様子が届きましたのでお伝えします。遠野市消防本部を含む県内10消防本部では、住民サービスの向上と消防力の効率的運用、人員および費用面の削減効果を目的として、消防指令業務を共同運用するため、盛岡中央消防署に「いわて消防指令センター」を整備するということです。これにより県内10消防本部が現在管轄している29市町村からの119番通報は、すべて盛岡市の新たな指令センターで受信され、災害時は、市町村の枠にとらわれず迅速な対応や緊急時の相互連携が可能となるということです。きのう(7日・木曜日)盛岡中央消防署では、設備内容や人員体制、予算規模などを協議するいわて消防通信指令事務協議会の発足式が行われました。発足式では、多田市長をはじめ、各消防本部の管理者などが出席し、署名した協議書が披露されました。終わりに盛岡地区広域消防組合の管理者を務める谷藤裕明盛岡市長が「共同で消防指令業務の高度な運用を行うことにより、さらなる住民の安心、安全の向上に繋げたい」とあいさつしました。なお、いわて消防指令センターは、4年後の令和8年4月1日の運用開始予定となっています。

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