2022年3月18日放送

テーマ別 井戸端会議

市民と市長とが市政課題解決へ向けて議論を深めるテーマ別井戸端会議。3回目となったきのう(17日・木曜日)は、「障がい者が暮らしやすい環境づくり」についてがテーマでした。きのうは、多田市長をはじめ、障がい者当事者団体や社会福祉協議会の職員など、障がい福祉に携わる関係者が出席し、障がい者が暮らしやすい環境づくりについてをテーマに、意見を交わしました。会議では初めに、市から第2次遠野市総合計画後期基本計画にある障がい者支援についての取組状況など説明がありました。この後、意見交換で出席者からは、多目的トイレや駐車場といった使用頻度が高い場所のバリアフリー化の充実、重度障がいの医療費助成にかかる対象の見直しについて意見が出されました。これに対し多田市長は、バリアフリー化の改善は絶対に必要なこと、また、たくさんの意見を集約し自治体で変えられるものはもっと勉強して、良い方向に向かいたいと応えました。このほか、遠野にある施設を利用して遠野でも高校教育に近い教育を受けられるシステムは実現できないものかといった意見や、働く意思はあるが、働ける場所がないなどの就労問題について、社会復帰させるための場作りが出来ると良いなどといった意見もあげられました。多田市長は、「お互いに協力しあって良い方向に進めていきたい」「みんなで行っていきましょう」と呼びかけていました。なおテーマ別井戸端会議は、きょう18日(金曜日)に最終日を迎え、「森林環境の保全と林業振興について」をテーマに、意見交換が行われることになっています。

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