2022年3月4日放送

市補正予算など決まる

3月遠野市議会定例会の本会議がきょう(4日・金曜日)開かれ、12の議案について採決されました。きょうの午前10時に開会した本会議では、予算等審査特別委員会に付託されていた今年度の遠野市一般会計補正予算など12の議案が採決されました。この内、遠野市民センター条例の一部を改正する条例の制定については、宮守町達曽部にある遠野市中斉ふれあいセンターを廃止とし、行政財産から普通財産へ移行するという原案に対し、議員による賛成・反対の討論がそれぞれ行われました。採決の結果は、地域の意向や総意が不十分でもう少し議論を深めたほうが良いという理由から、賛成少数により否決となりました。また、遠野市一般会計補正予算や遠野市ケーブルテレビ事業特別会計補正予算など一括して採決された11議案は、すべて原案の通り可決されました。一般会計補正予算については、歳入歳出にそれぞれ5億8183万6千円を追加し、予算の総額は、199億2622万2千円となりました。主な内訳として、非接触型大型検温アラームシステム購入費など新型コロナウイルス感染症予防対策事業費に185万6千円。道路除排雪業務委託料として、市道等管理費に5千万円。小学校屋内運動場長寿命化改修事業費に2億6368万7千円などとなりました。なお、3月遠野市議会定例会は、きょうの午後から予算等審査特別委員会が開かれ、新年度予算案などの審議に入りました。そして、最終日の来週11日・金曜日には、本会議が開かれる予定です。

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