2022年2月22日放送

3月遠野市議会定例会開会

3月の遠野市議会定例会がきょう(22日・火曜日)開会し、来年度・令和4年度の遠野市一般会計予算案など28の議案が提出されました。きょうの午前10時に開会した市議会定例会では、初めに会期を来月3月11日までの18日間とすることが決まりました。続いて多田市長が、令和4年度の施政方針について、市政を推進するための体制づくり、財政の健全化に向けた取り組みなどについて述べました。また、菊池広親教育長は、令和4年度の教育行政推進の基本方針について、「ふるさと教育の推進」「生涯学習の推進」「ふるさとの文化の継承・創造」の3つを基本方針として、取り組んでいくと述べました。続いて鈴木副市長が、市が提出した28の議案について説明しました。このうち今年度・令和3年度の一般会計補正予算案について、歳入歳出にそれぞれ5億8183万6000円を追加し、予算総額を199億2622万2000円とするとしています。主な内訳として、小学校屋内運動場の長寿命化改修に係る事業費およそ2億6368万円、新型コロナウイルス感染症予防対策事業費およそ185万円などとなっています。また来年度・令和4年度の市の一般会計予算案について「遠野の未来開拓予算」として、総額を今年度に比べ2億4000万円少ない171億1000万円とするとしています。特徴として、「新型コロナウイルス感染症対策」「産業振興・雇用確保」「少子化対策・子育て支援」「支え合う小さな拠点づくりの推進など」の重要施策を確実に実行していくとしています。このほか、水田活用の直接支払い交付金の拡充・見直し、および米価下落に対する意見書について発議案が採決され原案のとおり可決されました。なお、3月市議会定例会は、2月28日(月曜日)から3月2日(水曜日)まで13人の議員による一般質問、その後予算等審査特別委員会を経て、4日(金曜日)に本会議が開かれ、今年度の一般会計補正予算案などについて採決されます。その後予算等審査特別委員会を経て、最終日の11日(金曜日)に本会議が開かれ、新年度の予算案などについて採決が行われる予定です。

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