2022年2月16日放送

棚田遺産に選定「旧宮守村棚田」

農林水産省が実施する棚田の景観維持などで優れた取り組みを行う棚田遺産に、「旧宮守村棚田」が選定されました。農林水産省では、棚田地域の振興に関する取り組みを積極的に評価し、棚田の多面的な機能を多くの国民に知ってもらおうと、平成11年7月に全国の優れた棚田134地区を選定しています。そうした中、前回の選定から20年以上経過したことしは、新たな枠組みとして全国で271の棚田地域が選定されました。その中で岩手県から3地区選ばれ、このうち、遠野市からは「旧宮守村棚田」が選定されました。「旧宮守村棚田」では、およそ72ヘクタールの水田が広がり、棚田を管理する宮守川上流生産組合はどぶろくやジュースといった農産物加工、県や市などと連携した都市間交流に力を入れています。こういった取り組みが評価され今回の選定となりました。宮守川上流生産組合では、今後も棚田の保全活動や地域振興に取り組んでいくということです。

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