2022年2月14日放送

ひな人形展

昭和初期のひな人形などが、現在、旅の蔵遠野に展示されています。この展示会は市民から寄贈された昭和時代のひな人形や粘土で手作りしたひな人形などを多くの人に見て楽しんでもらおうと、遠野市観光協会が開催しています。このうち、昭和初期の5段飾りは人形の顔がうつむいていて、畳に座って見上げてみるとちょうど良い角度で観賞できるようになっています。昭和30年代のひな人形は、ふっくらとした顔立ちが特徴になっています。また、昭和40年代のひな人形は当初、おひな様とお内裏様のみでその後、数年かけて1段ずつ増やしていったことから、人形の大きさや顔の形に違いが見られます。この他、「衣食住に困らないように」と願いが込められているというつるし雛も展示されていて、一足早い春の訪れを感じることが出来ます。なお、この展示会は来週25日(金曜日)から規模を縮小しての開催が予定されている第23回遠野町家のひなまつりに合わせて来月3日(木曜日)まで開かれるということです。

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