2022年2月11日放送

市立博物館特別展「遠野のひな人形」

遠野市立博物館の冬季特別展「遠野のひな人形」が、きょうから始まっています。この特別展は、ひな人形の歴史や遠野のひな祭りの風習について知ってもらおうと、開かれています。会場には、江戸時代から明治・大正期の遠野のひな人形や、一緒に飾られる道具など167点が展示されています。このうち、江戸時代に作られたとされる「次郎左衞門雛」は、丸顔に細い線で表した目とくの字型の鼻が特徴で、上級の武家などで長く大事にされてきたということです。また、ひな人形の後ろに飾られている「びょうぶ」は、古典文学の名作と言われる「源氏物語」の一場面が描かれているものも多いということで、びょうぶ絵から源氏物語を楽しむこともできます。この特別展は、来月6日まで開かれ、今月25日と来月3日には展示の解説会が予定されています。なお、市立博物館は、新型コロナウイルス感染症対策のため、当面の間、市内の高校生以下の利用を制限しています。詳しくは、市立博物館までお願いします。

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