2022年2月3日放送

新型コロナウイルス市内感染確認を受けて

新型コロナウイルスの市内感染者が確認されたことを受け、市内の一部施設では、きのうから利用制限などが設けられています。遠野市では、きのう開いた、新型コロナウイルス感染症対策本部会議で、市内の一部市立学校で臨時休業をしている状況などから市内施設の利用を制限、または休止することを確認しました。当面の間、休止するのは、わらすっこルームや病児等保育施設わらっぺホームなど5つの施設となっています。このうち、赤羽根スキー場では、これまでも利用者に手指消毒や、連絡先の提出を求めるなどの感染症対策を行ってきましたが、家族で利用する人も多いことから、施設休止の対応を取ったということです。スキー場を管理する遠野施設管理サービスでは、「残念だが、利用者の安全を守るためにはしかたがない。再開したときに、足を運んでいただければ」と話していました。なお、あさって予定されていた、遠野市スキー・スノーボード大会は延期となり、2月下旬を目途に開催日程を調整しているということです。また、きょうから臨時休館となった「こども本の森遠野」では、再開に向けて本の整理整頓や確認など、館内の環境整備にあたっていました。施設のスタッフは、「休館の期間中に館内の環境を整えて、また、来る人たちに楽しんでもらいたい。感染症対策については、オープン当初から徹底しているので、今後も、これまで同様に取り組んでいく」と話していました。なお、来週日曜日に予定されていたイベントは、延期となり開催日は未定となっています。このほか、市民センター施設と遠野市立図書館、遠野市立博物館については、当面の間、市内小中学生の利用を制限するとしています。

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