2022年1月27日放送

森林計画に関する住民懇談会

北上川中流国有林の森林計画に関する住民懇談会が、きのう(26日・水曜日)東舘町の岩手南部森林管理署遠野支署で開かれました。この住民懇談会は、住民参加の森林づくりを進める一環として、国有林の森林計画に関する説明を行い、地域住民の意見や要望を聞くために東北森林管理局岩手南部森林管理署と、岩手南部森林管理署遠野支署が開催しました。きのうは、新型コロナウイルス感染症予防対策として密を避けるためにオンラインでの開催となり、花巻市や遠野市など北上川中流流域の地域住民、そして森林計画検討委員が参加しました。森林計画は5年ごとに定められていて、きのうの懇談会では生物多様性の保全やドローン・ICT技術を用いた「新しい林業」に向けた取り組みの展開など来年度令和4年度に定められる計画の方針について説明がありました。参加した住民からは広葉樹の取り扱いについてや森林に外来植物が侵入して被害が出ているなどの意見が出ました。これに対し東北森林管理局は「県や関係各所と連携を取りながら現地に適した対応をしていく」と回答しました。なお、北上川中流国有林の森林計画は、ことしの7月に開かれる現地検討会などを経て令和4年度中に策定される予定です。

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