2022年1月25日放送

消費生活に関する出前講座

消費生活に関する出前講座が、きょう(25日・火曜日)緑峰高校で開かれました。この講座は、ことしの4月1日から、成年年齢を20歳から18歳に引き下げる法律が施行されることから、消費生活に関する正しい知識を身につけてもらおうと開かれました。きょうの講座には、緑峰高校の情報処理科と生産技術科の1年生33人が参加し、遠野市消費生活センター相談員の白岩喜美代さんと鈴木由里子さんが講師を務めました。これまでは18歳と19歳が親の同意を得ずに契約しても取り消すことができましたが、成年年齢の引き下げで、取り消すことができなくなります。このことから契約の重要性や、悪徳商法による消費者被害を防ぐことなどが講座で伝えられていました。在学中に成年年齢を迎える生徒たちは、自分の意思でさまざまな契約が出来るようになる反面、一度成立した契約はなかなか取り消せないことなどを学んでいました。なお、遠野市消費生活センターでは、契約に関するトラブルが起きた際には、すぐに相談するよう呼びかけています。

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