2022年1月24日放送

行政代執行による危険な空き家解体・撤去

遠野市では初めてとなる行政代執行による空き家の解体撤去が、先週金曜日から始まりました。その様子が届きましたのでお伝えします。市によりますと、土淵町にある木造2階建てのこの建物は、少なくとも12年前から空き家になっていたとみられるということです。建物の老朽化が進んでおり倒壊の危険性があることから、市では、おととし「特定空家等」に認定し、建物の相続人に指導などを行ってきました。しかし、解決の見込みが無いため、先週金曜日市が持ち主に代わり強制的に建物を撤去する「行政代執行」による解体工事に着手しました。空き家法に基づく行政代執行は遠野市では初めてで、解体は、来月18日までに終わる予定となっています。なお、市では、「このような事態を避けるためにも、空き家の管理や活用について事前に家族で話し合ってほしい」と呼びかけています。

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