2022年1月21日放送

遠野市農業再生協議会臨時総会

遠野市農業再生協議会の臨時総会が、きのうとぴあ庁舎で開かれました。遠野市農業再生協議会は、主食用米の生産調整を図る事業推進を目的に、遠野市やJAいわて花巻、岩手県農業共済組合などで組織されています。きのうの臨時総会は、新型コロナウイルスの影響による米価の下落などを受け、令和4年産の水田農業に係る方針について審議しようと開かれました。このうち、令和4年産の主食用米や転作作物の振興について、長引くコロナ禍で主食用米の在庫が過剰になっていることから、国では、飼料用米などへの作付転換を呼びかけています。遠野市農業再生協議会では、令和3年産において飼料用米を中心に、目標以上の作付転換が進んだことから、令和4年産の主食用米も前の年と同様の作付けを維持するとしています。また、遠野市の令和4年産主食用米の生産目安量は8825トンとなっていて、数量の達成を基本としつつ、「いわてっこ」や「銀河のしずく」の積極的なPRを進めるなど、米の消費拡大に向けて取り組むということです。なお、総会で決定した方針については、来月4日から9日まで開かれる地区座談会で、農業者に説明される予定となっています。

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