2022年1月7日放送

交通事故現場 現場点検

先月、市内で発生した交通事故現場での現場点検がきのう行われました。この現場点検は、先月、12月3日の午後6時25分ごろ、松崎町の市道・大工町駒木線で発生した軽自動車と自転車の衝突事故を受け、実施されました。点検には、遠野市や遠野市交通安全協会などが集まり、初めに事故当時の状況などについて遠野警察署から説明を受けました。遠野警察署によりますと、国道283号が通る地森交差点方向から、大工町方面に進行していた軽自動車と、道路を横断していた自転車が衝突。この事故により、自転車を運転していた70代の男性が死亡。現場は緩やかなカーブ後の直線で、事故当時、路面は乾燥しており、詳しい事故原因については調査中ということです。また、過去5年間に地森交差点から今回の事故現場の区間で物損事故が6件発生しており、集まった人たちからは、「事故が発生しやすいと注意を呼びかける看板の設置を検討してもいいのでは」といった意見も出されていました。このあと、集まった人たちは現場付近の交差点で手旗やプラカードを持って、ドライバーや歩行者に交通安全を呼びかけました。なお、市内の自転車交通事故の発生件数は、令和元年が4件、令和2年が6件、令和3年が12件と増加傾向にあるということです。遠野警察署では、この時期、路面状況や視界が悪い日も多いので、車のドライバーは速度を落として、安全確認をしっかりするように。また、自転車は車と同じように交通ルールをしっかり守り、道路に積雪・凍結がある場合は、運転を控えるよう呼びかけています。

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