2021年12月27日放送

清養園保養センター営業終了

綾織町にある清養園保養センターのおよそ半世紀続いた営業がきのうで(26日・日曜日)終了し、お別れセレモニーが開かれました。清養園保養センターは47年前の昭和49年にごみ焼却施設の余熱を活用した入浴施設として開業しました。しかし、長年の営業による施設の老朽化や、コロナ禍による利用者数減少などからきのうが最後の営業となりました。そして、きのう午後2時30分、営業終了となるとその場にいた利用者たちからは、「無くなるのはやっぱり寂しい」と惜しむ声が聞かれました。営業終了後、これまで清養園で働いてきた人やスケート場関係者などおよそ40人が集まる中、清養園保養センター・スケート場お別れセレモニーが開かれました。初めに多田市長が、「清養園の営業が終了となるのは本当に残念ですが、これまで愛情を注いでいただいた皆さまに心から感謝します」とあいさつしました。また、セレモニーでは、管理の難しい天然のリンクを利用者が安心安全に楽しめるよう毎年整備してきた清養園事業振興協力会に多田市長から感謝状が贈られました。この他にも清養園保養センターとスケート場の当時の様子が映し出されると集まった人たちは懐かしみながらその画像に見入っていました。なお、清養園保養センターの営業終了に伴い、遠野市では来月からたかむろ水光園と連携し、送迎バスを増やすことで入浴施設の利用者の支援を図るということです。

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