2021年12月17日放送

高校生が空き家で清掃奉仕活動

遠野高校の生徒たちが今週火曜日(14日)東舘町の空き家で清掃奉仕活動をしました。この活動は、遠野高校の探求活動、「新しい『遠野物語』を創るプロジェクト」で、市内の空き家の調査とその活用策などについて取り組んでいるプロジェクトチーム、C班の生徒6人が実施しました。生徒たちは、ことし6月からこれまで、市の担当者から市内の空き家の現状や活用事例を聞き、実際に空き家を見て回るなど探求学習を進めてきました。この日は、遠野市が運営するで・くらす遠野の空き家バンクに登録されるまでの一連の作業を実践しようと、東舘町の空き家で清掃奉仕活動が行われました。生徒たちは、家の中にたまった埃やゴミを掃いたり窓ふきをしたりして、清掃奉仕活動に励んでいました。市によりますと、今年度の市内空き家の成約件数は16件で、古い物件でもちょっとしたリフォームですぐにでも住むのが可能で買い手や借り手が見つかる傾向にあるということです。なお、この日、生徒たちが清掃奉仕活動をした空き家は、今後、市内の不動産屋を通して、で・くらす遠野の空き家バンクに登録されるということです。

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