2021年12月16日放送

市民から市に本を贈呈

遠野を訪れる人たちに遠野の文化をPRしてもらいたいときのう(15日・水曜日)市民から遠野市に本が贈られました。本を贈るためとぴあ庁舎を訪れたのは、東穀町に住む佐藤誠輔さんです。佐藤さんは、30年ほど前に遠野小学校の校長を最後に定年退職した後、日本のグリムと称された佐々木喜善の業績を市内外の人たちにより広く理解してもらおうと、佐々木喜善や遠野の昔話についての著書を出版しています。きのうは、数ある著書の内、遠野を訪れる人に遠野の文化をPRするため活用してほしいと、29年前に出版し、7年前に文庫版として再出版した「口語訳遠野物語」50冊を市に贈りました。多田市長は、「遠野の文化をPRするのに有効活用させていただきます」と、感謝していました。佐藤さんによる本の寄贈は、7年前から行われていて、きのうを含めて727冊目となりました。

Copyright(C) TonoCableTelevision. All rights reserved.