2021年12月7日放送

特殊詐欺被害防止を呼びかける年賀はがき贈呈

特殊詐欺被害防止を呼びかける年賀はがきの贈呈が、先週金曜日(3日)市役所本庁舎で行われました。遠野郵便局・遠野警察署・遠野市防犯協会連合会では、深刻な社会問題となっている特殊詐欺を防止する啓発活動の一環として、注意を呼びかける年賀はがきを毎年、市内全世帯に配布しています。この日は協賛企業・団体を代表してキンダイチ自動車の金田一文隆代表取締役から、遠野市防犯協会連合会の会長を務める多田市長と、遠野警察署の足利信弘署長に年賀はがきが贈られました。市内53の企業・団体から協賛を得て作成されたこの年賀はがきは、「特殊詐欺被害防止ダイレクトメール大作戦」と題し、特殊詐欺の注意喚起や遠野警察署の電話番号が記載されています。はがきを受け取った多田市長は、「有効に使わせていただき詐欺被害に遭わないように啓発活動をしていきます」とあいさつしました。遠野警察署によりますと、ことしに入ってから11月末現在の特殊詐欺被害件数は市内では0件、県内では29件発生していますが前年の同時期と比べると大幅に減少しているということです。また、特殊詐欺の傾向として、市役所職員や警察を名乗り、家族構成を聞き出し1人暮らしをターゲットに架空請求を行う不審電話が増加しているということです。なお、この年賀はがきは、1月1日の元旦、市内全世帯に配布される予定です。

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