2021年12月7日放送

12月市議会定例会一般質問

12月遠野市議会定例会は、きょう(7日・火曜日)も一般質問が行われ、5人の議員が質問に立ちました。きょうの一般質問には、小松正真議員、菊池浩士議員、菊池美也議員、小林立栄議員、佐々木恵美子議員の5人が登壇し、第2次遠野市総合計画後期基本計画などについて市の考えを正しました。このうち、介護専門学校の創立について、多田市長は、創立する場合は、民間での創立を考えていると答弁しました。また、「人材不足解消のためには、人材育成だけでなく介護現場で働く人のサポートが必要」と考えを示していました。このほか、ICTを活用した利便性の向上について多田市長は、「自治体情報システムの標準化・共通化」と「行政手続きのオンライン化」から順次取り組んでいくと答弁しました。また、公共施設のネット予約やキャッシュレス決済についても、遠野市で対応しているのは一部であることに触れ、「これらのシステムも計画的に進めていかなければならない」と述べていました。このほか、学校運営協議会の設置について菊池教育長は、令和4年度に試行、令和5年度に本格実施の予定で中学校区ごとに設置する方向で準備を進めていると答弁しました。学校運営協議会は、対象学校の運営について協議することを役割とし、遠野市では中学校区にある小学校部会と中学校部会での構成を考えているということです。また、学校運営協議会の委員には、保護者などのほか地域と学校をつなぐ「エリアコーディネーター」を検討しており、菊池教育長は、「地域のみなさんが参画していただくことが、子どもたちの『生きる力』を育む取組を確実に進めることになると考えている」と答弁していました。なお、あす(8日・水曜日)も一般質問が行われ、その後、予算等審査特別委員会が開かれる予定です。

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