2021年12月6日放送

SL銀河 今年度の最終運行

今年度のSL銀河最終運行となったきのう(5日・日曜日)遠野駅でお出迎えなどが行われていました。7年前の平成26年から運行されているSL銀河は、今年度、およそ1年の点検整備を終え、8月から運行開始となりました。今年度の最終運行となったきのう、遠野駅のホームでは、市内の観光関係者やカリンちゃんが横断幕を持ってお出迎えをしました。また、駅前の広場では長野獅子踊り保存会がしし踊りを披露し、訪れた人たちを歓迎していました。JRによりますと、今年度は、上り下り合わせて31本運行したということです。多くの人に親しまれてきたSL銀河ですが、旅客車の老朽化に伴い、2年後の令和5年の春をもって運行を終了するということです。きのうも運行終了を惜しむ鉄道ファンが遠野駅を訪れ、一緒に写真を撮りその姿を目に焼き付けていました。そして出発時間、見送りに訪れた人たちが「また来年」と声をかけると、SL銀河はそれに応えるかのように力強い汽笛を鳴らし、遠野駅を後にしました。

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