2021年12月3日放送

市民から市に寄付

先月1日に亡くなった遠野市市勢振興功労者菅原貞子さんの家族が、おととい(1日・火曜日)、遠野市に寄付金を贈りました。この日、ご主人の喜久男さんと息子の賢一さんがとぴあ庁舎を訪れました。在宅介護など社会福祉のための事業に役立ててほしいと、多田市長に香典返しとして寄付金を手渡しました。多田市長は、「大事に使わせていただきます」と、お礼の言葉を述べていました。故・菅原貞子さんは、民生委員・児童委員として旧宮守村時代の昭和49年12月から合併後の平成22年11月までの通算36年にわたり、地域福祉の向上に尽力しました。その間、遠野市民生委員・児童委員の会長などの要職を務めたほか、県の副会長として指導的な役割も果たしました。その他、遠野市社会福祉協議会の副会長などの要職も歴任し、8年前の平成25年4月に瑞宝単光章を受章、この年10月には、遠野市の市勢振興功労者に選ばれました。懇談の中で、喜久男さんは、「介護など家庭のことや仕事があっても活動を出来たのは好きだったからだと思う。誰に何を言われようと一途な気持ちがあった」と貞子さんの長きにわたった活動を振り返っていました。

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