2021年12月2日放送

あすチャレ!School

パラアスリートから共生社会などについて学ぶ「あすチャレ!School」がおととい(11月30日・火曜日)綾織小学校で開かれました。あすチャレ!Schoolは、スポーツを通じて共生社会への気づきや学びの機会を児童・生徒に提供しようと、日本財団パラリンピックサポートセンターが全国の小・中・高校で開催しています。この日は、綾織小学校の5年生を対象に開かれ、パラリンピック男子車いすバスケットボール元日本代表の神保康広さんからパラスポーツや共生社会について学びました。デモンストレーションでは、神保さんが、普段使っている車いすと競技用の車いすの違いや操作について説明したあと、実際にドリブルをしたり3ポイントシュートを決めたりしました。神保さんが車いすを自在に操ると児童たちは目を輝かせ、その動きに見入っていました。続いて、児童たちが実際に競技用の車いすに乗って車いすバスケットボールに挑戦しました。児童たちは思ったように進まない車いすに苦戦しながらも、みんなで協力しながらボールを運び、シュートが決まると笑顔を見せていました。そして最後に、神保さんが事故で障がいを負ったことなどを話し、「挑戦すること」「知ること」の大切さについて伝えていました。児童たちは体験と講話を通じて、障がいや共生社会などについて理解を深めている様子でした。

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