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2021年12月2日放送

古文書に親しむ

初心者向けの古文書講座が先週金曜日（１１月２６日）から市立図書館で開かれています。この講座は参加者に、古文書を通して遠野の歴史に興味や関心をもってもらおうと市史編さん事業の一環として平成２７年度から市が開催しています。講座には市内外から１０人が参加し、遠野市史編さん調査研究員の菊池秀男さんが講師を務めています。今年度の初回となったこの日は、「古文書に親しむ」をテーマに初めに、古文書の原本を実際に触れることで親しんでいました。続いて現在は使われていない昔のひらがな、「変体がな」の解読に挑戦しました。中には解読するのが難しい「変体がな」もありましたが、講師の菊池さんが歴史的背景も踏まえつつわかりやすく解説していました。参加した人たちは、「変体がな」や古文書を解読することでわかる当時の状況について理解を深めていました。この講座はあす３日（金曜日）と来週１０日（金曜日）にも開かれ、「道中記」と「百姓一揆」の解読をするということです。なお、市史編さん室では市史編さん活動のため、古文書などの情報提供を市民に呼びかけています。

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