2021年11月23日放送

エゴマを使った料理教室

エゴマを使って遠野の伝統料理を作る教室が先週金曜日六日町の合同庁舎で開かれました。遠野市農業員会では遊休農地の解消を目的に、5年前からエゴマの栽培に取り組んでいます。エゴマは、油をとるだけでなく、実や葉も料理に活用できることを市民に知ってもらおうと農業委員会の女性委員が初めて料理教室を開催しました。この日は、農業委員や農地利用最適化推進委員など19人が参加し、食の匠の指導のもとエゴマを使って「みのむしなんばん」と「鎌焼きもち」を作りました。「みのむしなんばん」は、シソの葉の代わりに塩漬けしたエゴマの葉でごぼうやにんじんなどをまいて作りました。「鎌焼きもち」には、油を絞ったエゴマの実を粉末にした「エゴマパウダー」とエゴマの実を生地に練り込みました。そして最後に、みんなで試食をして、通常レシピで作ったものとの違いや、エゴマの風味を生かせそうな味付けなどについて話していました。なお、市農業委員会では、今後も遠野の食材を使った料理教室の開催を検討していきたいとしています。

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