2021年11月16日放送

「ヘルプマーク」についての研修

援助や配慮を必要としている人が身につけているヘルプマークについて学ぶ研修会が、先週(10日・水曜日)道の駅遠野風の丘で開かれました。ヘルプマークとは、内部障がいや難病、妊娠初期の人など外見から分からなくても援助や配慮を必要としている人が身につけることで周囲に知らせることを目的としたマークです。この日の研修会は支援を必要とする観光客に対応できるようにと、遠野ふるさと商社が従業員を対象に開きました。講師を務めたのは健康福祉の里福祉課の朝倉海さんです。研修では始めに援助を必要とする人のマークには妊婦への配慮を周囲に知らせるマタニティマークなどさまざまなマークがあることが紹介されました。また、ヘルプマークを身につけている人を見かけたら、電車やバスの中では席を譲ったり、災害時には安全に避難するための支援をすることなどが説明されました。参加者は、知っているようで知らなかったマークの意味や、支援が必要な人への対応について理解を深めた様子でした。

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