2021年11月15日放送

茅刈体験ワークショップ

茅刈体験のワークショップがきのう(14日・日曜日)、綾織町で開催されました。このワークショップは、現在、大修理されている千葉家の茅葺屋根の材料に役立てようと重文千葉家の活用を考える会が開きました。この日は、茅刈体験として遠野市内外からおよそ20人が綾織町下綾織の茅場に集まりました。この場所は、文化財の修理に使う材料を供給するふるさと文化財の森として文化庁が設定していて遠野かやぶき保存協会が管理しています。春に火入れをしてからおよそ半年かけて3mほどに育った茅を参加者たちは、手分けをしながら手際よく鎌で刈り取っていました。刈り取った茅は、乾燥させながら来年度から始まる主屋の屋根の葺き直しの際に使われる予定になっています。なお、千葉家は、令和9年度までに工事を終え令和10年度にグランドオープンが予定されています。

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