2021年11月4日放送

認知症キッズサポーター養成講座

小学生を対象とした認知症キッズサポーター養成講座がきょう(4日・木曜日)綾織小学校で開かれました。この養成講座は、児童たちに認知症についての正しい知識と接し方を学んでもらうことで、認知症の人やその家族を温かい目で見守りながら支え合いの心を育んでもらおうと遠野市が開きました。きょうは、綾織小学校5年生の児童14人が、認知症サポーターを育てる活動をしている「キャラバン・メイト」から認知症について学びました。認知症は、脳が歳をとることで縮んだり、何かの理由で傷ついたりして起こる病気です。養成講座では、職員が脳の模型や道具などを使いながら、脳の仕組みや役割、また、認知症の人との接し方について児童たちにわかりやすく説明しました。養成講座の終わりには、「ささえ愛の木」が描かれた模造紙に「大丈夫」や「ゆっくりでいいよ」などと児童たちがそれぞれ考えて書いた高齢者や認知症の人に対して掛けてあげたいやさしい言葉を張り付け、「ささえ愛の木」を完成させていました。なお、養成講座を受けた児童たちには、認知症キッズサポーターの証であるオレンジリングが贈られています。

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